1961-03-28 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
なお炭鉱災害の現状調査の結果並びに現地保安監督職員と詳細懇談の結果、今後検討を要する点としては、さきに本委員会の上清炭鉱坑内火災事件に関する派遣委員報告が指摘する保安教育訓練の措置、最新の科学技術を取り入れた保安施設の普及徹底、鉱山保安行政の強化、特に措置命令のなされた場合にその命令が迅速に厳守されることはきわめて必要であると考えたのでございます。
なお炭鉱災害の現状調査の結果並びに現地保安監督職員と詳細懇談の結果、今後検討を要する点としては、さきに本委員会の上清炭鉱坑内火災事件に関する派遣委員報告が指摘する保安教育訓練の措置、最新の科学技術を取り入れた保安施設の普及徹底、鉱山保安行政の強化、特に措置命令のなされた場合にその命令が迅速に厳守されることはきわめて必要であると考えたのでございます。
議院を代表して派遣されました上清炭鉱坑内火災事故調査団は剣木亨弘君、吉田法晴君、小柳勇君、村尾重雄君と鹿島でございまして、四日間の日程をもって、御決定をいただきました去る十日午後五時三十分日航機で羽田を立ち、同夜福岡に到君、直ちに福岡通商産業局、福岡鉱山保安監督部、福岡労働基準局等から詳細な報告を受け、翌十一日現地に着き、現地関係者から報告を受け、全員坑内にも入り、つぶさに被害状況を調査するととに、